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ソフトバンク・テクノロジー株式会社 
Webフォント・エバンジェリスト 関口浩之氏

sekiguchi_120.jpg関口 浩之(せきぐち ひろゆき)
ソフトバンク・テクノロジー株式会社 Webフォント エバンジェリスト

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。電子機器メーカーにて日本語DTPシステムやプリンタの製品企画など12年間従事した後、1995年にソフトバンクへ転職。1996年、大手インターネット検索サービスの立ち上げプロジェクトのコンテンツプロデューサを担当。3ヶ月間という短い開発期間の中、大学生100名と3交代制でオフィスに泊り込み、ローカリゼーションと数万件の手作業サイト登録を行うという、過酷だけど素敵なプロジェクトを体験。その後、ECサイトのシステム構築やプロデューサ、インターネット決済事業の立ち上げプロジェクトなどに従事。現在は、日本語Webフォントサービス「フォントプラス(FONTPLUS)」の普及のため、日本全国を飛び回っている。小さい頃から電子機器やオーディオの組み立て(真空管やトランジスタの時代から)や天体観測などが大好き。パソコンは漢字トークやMS-DOS、パソコン通信の時代から勤しむ。家電オタク。テニスフリーク。

今回は、ソフトバンク・テクノロジー株式会社のWebフォント・エバンジェリスト 関口浩之さんに、日本語のWebフォントの最新事情とWebフォントサービス「FONTPLUS」について伺いました。

—- Webフォントは、話題には聞きますが実際に使う機会がないのですが、どのくらい利用されているのでしょうか?

fontplus.png 関口:Webフォントは、通常パソコンに保存されたフォントを呼び出す代わりに、Webサーバーからフォントを呼び出すことでどの環境でも統一のフォントをWebで表示することができる技術です。日本語はひらがな、カタカナ、漢字と複雑なので遅れをとってますが、海外では当たり前のように使われてきています。

ただし、日本語の状況も変わってきました。ソフトバンク・テクノロジー株式会社で提供しているWebフォントサービス「FONTPLUS」でも、2013年5月にスマートライセンスの表示速度の高速化を実現できた影響もあり、日本でも導入企業が増えてきており、最近は大手企業での採用も加速しています。

—- Webフォントの導入は難しいのではないでしょうか?

関口:Webフォントを適用したいhtmlのhead内に、会員専用のjavascriptタグをコピーして貼り付けたら、適用する要素のfont-familyを記載し、Webサーバに公開するだけです。特に難しい作業は必要ありません。導入ガイドも公開していますので、迷うことはないと思います。導入ガイドの8〜10頁に詳細が記載されています。

—- 実際に、どのようなサイトに使われているんでしょうか?

関口:「FONTPLUS」では、フォントワークス、イワタ、モトヤ、白舟書体、モリサワなどのプロ用書体を提供するサービスですので、9割が法人企業です。さまざまな業種でご利用頂いており、先ほど紹介した導入ガイドの27~30頁でも事例掲載しております。ご覧ください。

今まではSpecialコンテンツページでの活用が多かったですが、サービスサイトやコーポレートサイトの利用がどんどん増えてきています。また、Webクリエータさん達が自分のブログサイトなどで利用するケースも少なくありません。
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例 千貫りこさん

—- FONTPLUSでは大手フォントメーカーの書体が約700書体利用できるようですが、何書体使用しても料金は変わらないのですか?

関口:何書体使用しても料金は変わりません。同一ページ内に複数のfont-familyを指定しても大丈夫です。FONTPLUSの1PVの考え方は、FONTPLUSのWebフォントが適用され、かつ配信された回数をカウントしています。さらに、スマートライセンスなら、複数のサイトで使用することもできます。なお、FONTPLUSの料金には、各フォントメーカーのWebフォント使用許諾料が含まれていますので安心してご利用できます。

—- Webフォントを使う際の注意点などがあれば教えて下さい

関口:最近は、技術的な注意点よりも、いかに上手に書体を選択するか、どの要素にWebフォントを適用するとWebサイト来訪者が喜ぶかに留意するといいでしょう。また、制作運用観点から、どのようなテンプレートにすれば、その後の更新作業が容易になるのか、などの検討も重要かもしれません。

スマートライセンスでは、以前は、Webフォントの表示までに一呼吸のタイムラグがあったので、システムフォント非表示タグを使用したり、APIで表示するタイミングを調整したりする技術的な提案もしていました。また、事前にWebサーバへサブセットをアップして置くのでタイムラグが少ない方式の「バリューライセンス」を提案することもありました。

しかし、速度の改善が行われた結果、体感速度が「スマートライセンス」でも違和感がなくなってきたので技術的な問題はかなり軽減されています。それでも、ブラウザベースゲームやノベル系、特設サイトなどの更新頻度の低いコンテンツでは「バリューライセンス」が好まれる傾向にあります。

簡単に利用できてメンテナンスも容易な「スマートライセンス」がいいか、静的ページに相性のよい「バリューライセンス」がいいかは、サイトの性質にあわせて選択するのが良いと思います。

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—- 契約はWeb制作会社で行うのと、クライアントで行うのと、どちらがよいのでしょうか?

関口:現状では半々ですね。Web制作会社が契約(Web申込み)してサイト制作の業務委託費に含めてクライアントへ請求するケースと、クライアント企業(サイトオーナー)様に契約してもらって、ログインIDとパスワードを預託運用しているケースの2パターンです。ライセンス使用許諾上は、どちらでも問題ありません。

また、PV数の少ないサイトを複数運用代行しているWeb制作会社様では、一つ「スマートライセンス(ドメイン登録無制限)」で、複数サイトを運用しているケースもあります。

「FONTPLUS」では、使用できる書体数の制限がありますが、最大6ヶ月間の無料トライアルも用意しています。ぜひ、一度使ってみて確かめて下さい。

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